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高速船「クイーンビートル」浸水隠し運航 当時の社長が隠ぺい指示

日テレNEWS NNN / 2024年8月14日 13時59分

日テレNEWS NNN

博多と韓国・釜山を結ぶ高速船が、亀裂による浸水を隠し、運航し続けていたことがわかりました。隠ぺいは当時の社長の指示だったということです。

JR九州のグループ会社はことし2月、「クイーンビートル」で船体への浸水が見つかりましたが、修理や検査、国への報告をせず、およそ4か月運航を続けていました。

JR九州は14日の会見で、13日付で解任された運航会社の田中前社長の指示で浸水を報告していなかったと明らかにしました。

また、田中前社長の決定で浸水警報センサーの位置を故意にずらしたり、航海日誌やメンテナンスログなどを異常なしと虚偽の記載をしたりしていたということです。

その上で、全社員に安全確保の基本方針を定めていたにもかかわらず、守られていなかったとし、謝罪しました。

クイーンビートルは、13日から当面運休となっています。

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