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「なんとかやり返そうと思って」戸郷翔征が前回6失点の阪神相手に完封勝利 浅野の満塁弾に対し「先輩の意地」

日テレNEWS NNN / 2024年8月15日 11時11分

2試合連続完封勝利をあげた巨人・戸郷翔征投手とキャッチャー・大城卓三選手(画像:日テレジータス)

◇プロ野球セ・リーグ 巨人4-0阪神(14日、東京ドーム)

126球の熱投でプロ入り初となる2試合連続完封勝利をあげた戸郷翔征投手がヒーローインタビューに登場し、試合を振り返りました。

3位阪神との大事な1戦に中5日で登板した戸郷投手。初回、1アウト2塁のピンチを招きますが、前日にホームランを放っている森下翔太選手からフォークで三振を奪います。続く佐藤輝明選手もセンターフライに打ち取り、無失点の立ち上がりを見せました。

戸郷投手は4回に援護をもらったあとも無失点投球を続け、9回のマウンドにも上がります。先頭にヒットを許したものの、後続を抑え見事完封勝利をあげました。

前回登板の8月8日の広島戦でも完封勝利をあげた戸郷投手。中5日での登板に「初めての経験で疲れましたけど、やりました」と振り返りました。今月1日の阪神戦では6失点を喫した戸郷投手。「前回の阪神に6点取られて、ふがいないピッチングをしてしまったので、なんとかやり返そうと思って、完封で返せました」と笑顔を見せました。

8回を投げ終えた時点で球数は116球。ベンチへ戻ると杉内俊哉投手コーチと会話する場面も見られましたが、「杉内さんが来たときに代わろうかなと思ったんですけど、(キャッチャーの)大城さんがどうしても来いって言ったんで行きました」と明かし、スタンドを沸かせました。

4回には浅野翔吾選手が自身初の満塁ホームランで戸郷投手を援護。「浅野さんに打っていただいたので、これは完封するしかないぞと先輩の意地で頑張りました」と後輩の一発を力に変えたと語りました。

そして「次も完封めざして頑張りたいと思いますので、ファンの方のご声援でがんばれます。よろしくお願いします」と意気込みました。

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