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旅館でノロウイルス原因の集団食中毒 敷地内の湧き水汚染か 大分・由布市

日テレNEWS NNN / 2024年8月16日 22時42分

日テレNEWS NNN

今月上旬、ノロウイルスが原因の集団食中毒が発生した大分県由布市の旅館で、敷地内でくむことができる湧き水が汚染されている可能性があることがわかりました。患者数は458人に上っています。

由布市庄内町の「旅館 黒嶽荘」では、今月5日から9日にかけて、食事の利用で訪れた客28人が下痢などの症状を訴えていました。

大分県が調べたところ、客や従業員からノロウイルスが検出され、県は施設が提供した食事が原因の食中毒と断定しました。発覚までの間、施設では1000人以上が食事をとっていましたが、その後、患者数はあわせて458人に上ったことが判明。

判明している患者の居住地や年齢は17都府県の1歳から78歳までだということです。

また、施設内でくめる湧き水を持ち帰って飲んだ人の発症も確認され、こうした状況から県は施設が提供した食事だけではなく、湧き水がノロウイルスに汚染されていた可能性があるとし、注意を呼びかけています。

施設には、15日までの3日間、営業停止命令が出されていましたが、当面の間、営業は自粛するということです。

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