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「全員を誇りに思い、ファンであり続ける」男子バレー日本代表・ブラン監督が語る 石川祐希は“素晴らしいキャプテン・敗戦の責任はない”

日テレNEWS NNN / 2024年8月17日 9時15分

パリ五輪で退任となったブラン監督と石川祐希選手(写真:日刊スポーツ/アフロ)

日本バレーボール協会は16日、男子日本代表チームのフィリップ・ブラン監督によるシーズン総括コメントを発表しました。

パリオリンピックの終了をもって、2024年シーズンの「バレーボール男子日本代表チーム」の活動が終了。今大会で退任となるブラン監督はこれまでの日々を振り返り、パリ五輪を終えての思いを述べました。

その中でブラン監督は「私はオリンピックでメダルを獲得することができませんでした。私が手にしたことのない唯一のメダルだっただけに、個人的には非常に残念です。それ以上に、スタッフや選手たちが懸命に努力してきた夢、つまり日本のオリンピックメダリストに名前を刻むという夢を達成させてあげられなかったことが、本当に悲しいです」と現在の心境を吐露。

しかしパリ五輪での力闘を振り返り、イタリアとの準々決勝で接戦のすえ敗れた無念さに触れつつも「この敗戦の責任は誰にもありません。ましてや、すばらしいキャプテンであり、アメリカとの厳しい試合から立ち直ってイタリア戦で32得点を挙げた石川祐希選手に責任はありません」とキャプテンとしてチームをけん引し、活躍を見せ続けた石川祐希選手についてコメントしました。

パリ五輪では“8強入り”を果たした男子日本代表。ブラン監督は「私は代表選手全員をとても誇りに思っていますし、もしもう一度やり直すことになっても同じ選択をするでしょう。第3セットを落としても諦めない、意志が固く闘志あふれるチーム。敗れはしましたが、ファンの皆さんと日本のバレーボール界は、このチームを誇りに思うことができると信じています」とし、スタッフたちに感謝をつづった後、再び「私はこれからも、日本代表チームのファンであるだけでなく、あなた方選手たちのファンであり続けます」と選手に向けてコメントしました。

そして最後には「私に男子日本代表の監督を任せてくれた日本バレーボール協会に感謝します。近い将来、また一緒に仕事ができる機会があることを願っています」という言葉で総括を締めくくりました。

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