「四六時中スケボーってなると嫌」金メダリスト吉沢恋が地元・相模原で報告会に参加 スケートボードへの思いを明かす

地元相模原で報告会を行った吉沢恋選手

パリ五輪スケートボード女子ストリートで金メダルを獲得した吉沢恋選手が17日、地元神奈川・相模原市に凱旋し報告会を行いました。

多くの地元の人から拍手で迎えられた吉沢選手。まず「今回パリオリンピックでスケートボード女子ストリートで金メダルを獲得することができました。応援してくださった皆様ありがとうございました」と多くの声援を送ってくれた方々へ感謝を伝えました。

報告会では「(兄が)スケートボードをやるっていうことになって、自分は最初ついて行っていたんですけど『せっかく一緒に行くならやった方がいいんじゃない』っていうことで」とスケートボードを始めたきっかけについて話しますが、会場から「辞めたいと思ったことがないのか」という質問に対し、「たくさんありました」と即答。「ケガしてしまった時とか、何時間やってもメイクできない時はやめたいなって思う」とコメント。

さらに自身の運動神経について「基本的に運動が好きなんですけど、得意ではないので(始めたばかりは)うまく体を動かせなかったと思うし、たぶん今の自分がその時の自分を見ても下手だなって思う」と語ると、人よりも技を成功させるまでに何倍も時間がかかったと明かしました。

それでも何度も繰り返し練習を続け、五輪の舞台で金メダルを獲得した吉沢選手。しかし普段の練習では「四六時中スケボーってなるとやっぱり嫌になっちゃうし、自分もスケボー自体は好きで、大会で活躍できるのも好きだけど、練習は嫌いなので練習したくないなって思った時は(練習を)しない」「本当に今日絶対にやりたくないなって思ったらやらないです」と練習をしたくない時間もあることを明かしました。