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松山英樹 緊急事態に「やりたいと言ってくれた」急きょ組んだ田渕キャディーに感謝 盗難トラブルめげず通算10度目V

日テレNEWS NNN / 2024年8月19日 17時0分

松山英樹選手と急きょキャディーを組んだ田渕大賀さん(写真:AP/アフロ)

◇米男子ゴルフ フェデックス・セントジュード選手権 最終日(日本時間19日、TPCサウスウインド)

米男子ツアーのフェデックス・セントジュード選手権では、松山英樹選手がPGAツアー通算10勝目を飾りました。

2位と5打差の単独トップで最終日をスタートしましたが、後半12番から15番まで2つのボギーとダブルボギーで失速。一時はトップを譲りましたが、17、18番と連続バーディーで再逆転し、通算17アンダーで大会を制しました。

直前のパリ五輪では銅メダルを獲得した松山選手。しかし、パリでの戦いのあと、経由したイギリスで、松山選手のチームが盗難被害に遭います。本来一緒に戦うはずの早藤将太キャディーと黒宮幹仁コーチがパスポートを盗まれて、再発行のために2人は急きょ帰国となりました。

この緊急辞退に助けてくれたのは、田渕大賀キャディーです。松山選手も「ほぼしゃべったことはなかった」と話しますが、久常涼選手のサポートも経験していたこともあり急きょタッグを組みます。

「PGAのことも多少分かると心配はしていなかったですし、コースでは今までとちょっと違ったルーティンとかになってしまったけれど、それは仕方のないことなので、それでも彼は彼なりに頑張ってくれていましたし、ライン読みは助かった」と感謝を込め、「今週の予定もどうかわからないけど、声をかけたときに、“やりたい”と言ってくれた。予定を変更してまで来てくれたので、結果で応えられて良かった」と安どの表情を見せました。

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