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米国務長官、ネタニヤフ首相に“早期の合意”求める ハマス幹部「イスラエルに猶予を与えるための策略」

日テレNEWS NNN / 2024年8月20日 11時44分

日テレNEWS NNN

パレスチナ自治区ガザ地区での戦闘が続く中アメリカのブリンケン国務長官は19日、イスラエルでネタニヤフ首相と会談し停戦に向け早期の合意を改めて求めました。

パレスチナ自治区ガザ地区でのイスラエルとイスラム組織ハマスの戦闘をめぐっては、アメリカなどが仲介して人質の解放を伴う停戦に向けた交渉が続いています。

こうした中、イスラエルを訪問中のアメリカのブリンケン国務長官は19日、ネタニヤフ首相と会談しました。

ブリンケン国務長官は会談後、「ネタニヤフ首相が仲介国による停戦案を支持した」と述べた上で、「ハマス側が停戦案を受け入れる義務がある」として、改めて早期の合意を求めました。

またネタニヤフ首相も今週、エジプトで開かれる協議に、高官を派遣する方針を明らかにしたということです。

一方、ロイター通信によりますと、ハマス幹部は“アメリカはイスラエルを優遇している”と批判した上でブリンケン長官の発言は「イスラエルに猶予を与えるための策略だと考えている」と述べていて、先行きは不透明です。

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