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『40-40』目前の大谷翔平 ロバーツ監督「2塁ベースを掴んで持ち上げるのを見たいね」 二刀流復活へ 術後初の連日のキャッチボールも

日テレNEWS NNN / 2024年8月21日 16時41分

2塁ベースを持ち上げるリッキー・ヘンダーソン氏(写真:AP/アフロ)

◇MLBインターリーグ ドジャース6-3マリナーズ(日本時間21日、ドジャー・スタジアム)

大谷翔平選手(ドジャース)はこの試合で盗塁を成功。これで今季39本塁打&38盗塁を記録。MLB史上6人目となるシーズン『40-40』(40本塁打&40盗塁)まで、あと1本塁打&2盗塁に迫りました。

大記録達成が目前となってきている中、デーブ・ロバーツ監督は「すごいね。彼が40本塁打を打つのを楽しみにしたいし、リッキー(ヘンダーソン)がしたように2塁ベースを掴んで持ち上げるのを見たいね(笑)」と大記録達成の瞬間を楽しみにするコメントを残していました。

リッキー・ヘンダーソン氏は1993年に、プロ野球の福本豊氏の盗塁世界記録を破る1066盗塁を記録(MLB通算1406盗塁)したレジェンド。記録達成時には2塁ベースを持ち上げるパフォーマンスで、大記録達成の喜びを表現していました。

一方で大谷選手の性格も十分に把握している指揮官。「彼は(ヘンダーソンを)尊敬しているから、そんなことはやらないだろうけどね(笑)」と、思い描いているパフォーマンスを実行するのは、否定的に捉えていました。

今季38個目の盗塁を決める大谷翔平選手(写真:アフロ)

また大谷選手は試合前、術後初めて2日連続でキャッチボールを行っています。距離は30メートルほどまでに伸ばし、力のこもった投球を見せる場面も。立ち投げはトータルで55球。その後、捕手を座らせ16球。最速は85マイル(約137キロ)。直球、ツーシームに加え、この日は初めてカットとスライダー系の変化球も投げました。

打者として格別な結果を残しながら、投手としての“二刀流”復活に向けての準備も進めています。

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