「筋肉はあります」「マンツーマンで」新日本プロレス・棚橋弘至が始球式 子どもの頃の夢かなえる

巨人の始球式を務めた新日本プロレスの棚橋弘至選手(画像:日テレジータス)

◇プロ野球セ・リーグ　巨人ー広島（21日、東京ドーム）

この日はトレーディングカードなどを扱う「ブシロード」の冠試合「プロ野球カードゲーム　ドリームオーダーDAY」として開催されました。始球式を行ったのはグループ会社である新日本プロレスの代表取締役を務める現役レスラー、棚橋弘至選手。

小学校からプロ野球選手を目指して野球に励んでいて、主にレフトを守っていたということですが、マウンドに上がることもあったそう。「サイドの変化球ピッチャーだった」と明かした棚橋選手ですが、始球式では、と大きく振りかぶって、1球を投じました。ボールはノーバンドでキャッチャー郡拓也選手のミットへ。

「紆余（うよ）曲折を経て、こうしてプロのマウンドに立つことができて、感無量でした。だいぶ遠回りしましたけど」と笑顔を見せた棚橋選手。「きょうは本当に肩の調子がよくて。ここにピークを持ってくることができたのでよかった」と続けました。

最後は「野球はあんまりうまくなかったですけど、筋肉はありますんで」とこれでもかとばかりに大胸筋を張ってみせると、「ぜひオフの期間に基本的な体幹であったり、筋肉量をアップしたい、という方は新日本プロレスの道場に来ていただければ、マンツーマンでやります」と巨人選手への“筋肉指導”にも意欲を見せました。

23日は「アントニオ猪木コラボ」が実施される予定で、新日本プロレスに関係が深い藤波辰爾さんやタイガーマスクさんなどがGIANTS TVの会員向けに午後6時のプレーボールから約1時間にわたって、配信を行うということです。

振りかぶって投げた新日本プロレスの棚橋弘至選手(画像:日テレジータス)