タイで「エムポックス」変異株 アジア初の感染者か

Department of Disease Control

タイで22日、「エムポックス」に感染していたヨーロッパ人の男性が重症化しやすい変異株だったことが分かりました。アジアでは初めての感染者とみられます。

タイの保健当局は22日、「エムポックス」に感染していたヨーロッパ出身の男性（66）が検査の結果、重症化しやすい変異株に感染していたと発表しました。

男性はアフリカから中東を経由して今月14日にタイに入国し、翌日に発熱などの症状が出たため医療機関を受診していて、タイの保健当局がウイルスの種類を検査していました。

男性が感染していた変異株はアジアでは初めてとみられています。

タイの保健当局は、エムポックスは密接な接触があった場合に感染するとしたうえで急速に拡大する可能性は低いとしています。