巨人・阿部監督「開き直って1、2の3で、そういうのができるからこそね」 V弾の坂本勇人をたたえる

声援に応える巨人の坂本勇人選手(画像:日テレジータス)

◇プロ野球セ・リーグ 巨人2-0中日(25日、東京ドーム)

巨人は両者無得点の7回に坂本勇人選手の決勝2ランホームランで勝利。阿部慎之助監督は「開き直って1、2の3でいったからね。そういうのができるからこそね、ああいう場面で打てるんだろうし」と目を細めました。

阿部監督も「全然打てる気しなかった」と6回までチームは中日の大野雄大投手の前に無安打。それでも菅野智之投手もランナーを出しながらも、得点は許しません。

しびれる投手戦の中、7回は先頭のモンテス選手がチーム初ヒットを記録。「突破口を開いたモンテスのヒットも大きかった」と1アウトから坂本選手が初球のストレートを一振りで打ち返しました。

今季、坂本選手は6月にケガ以外では1年目以来となる2軍降格も経験。それでも優勝争いを演じる8月は16試合で打率.281と調子を上げています。

この日も勝負強さをみせた35歳の一打には「なんか開き直って1、2の3でいったからね。そういうのができるからこそね、ああいう場面で打てるんだろうし。しっかり割り切って大ヤマ張っていったんだろうから」とたたえました。