1. トップ
  2. 新着ニュース
  3. 社会
  4. 社会

悠仁さま 学術会議で研究成果発表…「皇居のトンボの生態」について

日テレNEWS NNN / 2024年8月26日 19時55分

日テレNEWS NNN

9月に成年を迎えられる秋篠宮家の長男、悠仁さま。26日、国際昆虫学会議で、悠仁さまが関わった研究内容が発表されました。

   ◇

秋篠宮ご夫妻は25日、京都市を訪問し、昆虫学に関する世界最大規模の学術会議である「国際昆虫学会議」の開会式に出席されました。高校3年生の長男、悠仁さまも私的に日帰りで訪問し、客席で出席されました。

日テレNEWS NNN

昆虫に関心の深い悠仁さまは、式典後には研究者らのポスター展示を見て回られました。

「ナイス トゥ ミート ユー」

ドイツのトンボ研究者の説明を受けた際、悠仁さまは「この中でいくつ日本の種がいますか?」などと英語で質問されたということです。

そして26日、国際昆虫学会議で発表されたのは「皇居のトンボ相」というタイトルの研究です。悠仁さまは4人の研究者とともに研究に臨み、皇居内のトンボの生態について、「ポスター」を掲示する形で発表されたのです。

日テレNEWS NNN

悠仁さまと共同で研究を行った国立科学博物館の研究者は…

悠仁さまと共同で研究 国立科学博物館・清拓哉研究主幹

「悠仁さまは夕暮れ時になっても、走るんですね。『あちらの池の方がトンボが面白そうだから見てきます』と、ダッシュでかけていく。信じられないような『元気』『体力』が有り余っている様子というのが記憶に残っております」

悠仁さまらのポスター展示を見た研究者からは…

ドイツの研究者

「日本のいずれ天皇になる人が、自然のこのような部分に興味があり、生物に思いを寄せ、科学的な興味をもたれていることは、素晴らしいことだと思います」

日テレNEWS NNN

日本テレビは、この学術会議の組織委員会の議長でもある、玉川大学の小野正人教授に話を聞くことができました。

第27回国際昆虫学会議・組織委員会議長 玉川大学・小野正人教授

「皇居の中でトンボ相がどうなっているのか、見た瞬間にわかるような、わかりやすい写真と文章。シンプル・イズ・ベスト、そういう感じのポスターだった。(25日の悠仁さまとの懇談で)客観性と独創性と論理の一貫性、研究者に必要な3つのことが、どんどん備わってきつつある。研究者としての成長ぶりを感じとってうれしかった」

日テレNEWS NNN

悠仁さまは去年11月には、ほかの研究者と共同で「赤坂御用地のトンボ相」というタイトルの学術論文を発表されていました。赤坂御用地内で見つかった38種のトンボのうち、2種は絶滅危惧種だったという内容(その後2種追加)で、悠仁さま自らがかつて撮影したトンボの写真も掲載されました。

日テレNEWS NNN

悠仁さまがトンボと初めて触れ合われたのは、幼少の頃。2歳の誕生日に合わせて公開された映像では、那須御用邸で秋篠宮さまからトンボを差し出され、少し戸惑いつつもそっと手に取り、満足そうな表情を浮かべられました。

その後、生き物への興味を深めていく中で、トンボはその中心に…。小学校高学年から始めたトンボ類とその生息環境の調査は、高校生になっても続けられていました。その研究が去年、論文として実を結び、さらに今回の国際学会でのポスター展示にもつながったといいます。

9月6日に18歳、成年を迎えられる悠仁さま。皇位継承順位2位の成年皇族となるとともに、来年春には大学進学も控えられています。

この記事の動画はこちらから再生できます

この記事に関連するニュース

トピックスRSS

ランキング

記事ミッション中・・・

10秒滞在

記事にリアクションする

記事ミッション中・・・

10秒滞在

記事にリアクションする

デイリー: 参加する
ウィークリー: 参加する
マンスリー: 参加する
10秒滞在

記事にリアクションする

次の記事を探す

エラーが発生しました

ページを再読み込みして
ください