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台風10号に関する総合情報(23:19)

日テレNEWS NNN / 2024年8月28日 23時19分

日テレNEWS NNN

気象庁によると、鹿児島県に暴風、波浪、高潮特別警報を発表中です。鹿児島県では暴風や高波、高潮に、九州南部では土砂災害、低い土地の浸水、河川の増水や氾濫に最大級の警戒をしてください。また、西日本と奄美地方では、29日にかけて線状降水帯が発生して大雨災害発生の危険度が急激に高まる可能性があります。

気象庁の発表内容は以下のとおり。

[気象概況]

非常に強い台風第10号は、28日22時には屋久島の北西約50キロにあって、1時間におよそ10キロの速さで北へ進んでいます。中心の気圧は935ヘクトパスカル、中心付近の最大風速は50メートル、最大瞬間風速は70メートルで、中心から半径110キロ以内では風速25メートル以上の暴風となっています。

 台風は、今後、非常に強い勢力を維持したまま北上し、30日にかけて九州に上陸するおそれがあります。九州南部では記録的な暴風や高波、高潮、大雨となるおそれがあります。台風の動きが遅いため、西日本を中心に長い時間にわたって、猛烈な風や猛烈なしけが続き、総雨量が多くなる見込みです。

 また、西日本と東日本太平洋側を中心に、台風本体から離れた地域でも、台風周辺や太平洋高気圧の縁を回る暖かく湿った空気が流れ込んで大気の状態が非常に不安定となっており、断続的に雷を伴った激しい雨や非常に激しい雨が降っている所があります。

[風の予想]

 奄美地方は29日は、西日本では30日にかけて、猛烈な風が吹く所がある見込みです。

 29日に予想される最大風速(最大瞬間風速)

  中国地方   18メートル(30メートル)

  四国地方   25メートル(35メートル)

  九州北部地方 40メートル(55メートル)

  九州南部   50メートル(70メートル)

  奄美地方   30メートル(45メートル)

 30日に予想される最大風速(最大瞬間風速)

  東海地方   22メートル(35メートル)

  近畿地方   25メートル(35メートル)

  中国地方   25メートル(35メートル)

  四国地方   30メートル(45メートル)

  九州北部地方 40メートル(55メートル)

  九州南部   35メートル(50メートル)

 その後も、西日本から東日本では非常に強い風が吹くおそれがあります。

[波の予想]

 西日本では、30日にかけてうねりを伴って大しけとなり、29日は九州南部・奄美地方で、猛烈にしける所があるでしょう。

 29日に予想される波の高さ

  近畿地方    6メートル うねりを伴う  

  四国地方    7メートル うねりを伴う

  九州北部地方  7メートル うねりを伴う 

  九州南部   10メートル うねりを伴う

  奄美地方    9メートル うねりを伴う

 30日に予想される波の高さ

  東海地方    6メートル うねりを伴う  

  近畿地方    7メートル うねりを伴う  

  四国地方    7メートル うねりを伴う

  九州北部地方  7メートル うねりを伴う 

  九州南部    6メートル うねりを伴う

  奄美地方    5メートル うねりを伴う

 その後も、西日本から東日本では大しけとなるおそれがあります。

[雨の予想]

 西日本と東日本太平洋側を中心に、30日にかけて、雷を伴った非常に激しい雨や猛烈な雨が降り、大雨となる所がある見込みです。その後も大雨が続き、九州南部を中心に総雨量が1000ミリを超える記録的な大雨となるおそれがあります。

 29日00時から30日00時までに予想される24時間降水量は多い所で、

  東海地方   300ミリ

  近畿地方   200ミリ

  中国地方   100ミリ

  四国地方   400ミリ

  九州北部地方 500ミリ

  九州南部   600ミリ

  奄美地方   150ミリ

 その後、30日00時から31日00時までに予想される24時間降水量は多い所で、

  東海地方   300ミリ

  近畿地方   200ミリ

  中国地方   200ミリ

  四国地方   400ミリ

  九州北部地方 400ミリ

  九州南部   400ミリ

 その後、31日00時から9月1日00時までに予想される24時間降水量は多い所で、

  東海地方   300ミリ

  近畿地方   300ミリ

  中国地方   150ミリ

  四国地方   200ミリ

  九州北部地方 100ミリ

 線状降水帯が発生した場合は、局地的にさらに雨量が増えるおそれがあります。

 線状降水帯が発生して大雨災害の危険度が急激に高まる可能性のある地域と期間は、

 九州南部・奄美地方

  宮崎県、鹿児島県(奄美地方を除く) 29日夜にかけて

  奄美地方 29日午前中にかけて

 九州北部地方

  山口県、福岡県、佐賀県、長崎県、熊本県、大分県 29日夜にかけて

 四国地方

  徳島県、愛媛県、高知県 29日午前中から29日夜にかけて

です。

[防災事項]

 鹿児島県では暴風や高波、高潮に、九州南部では土砂災害や低い土地の浸水、河川の増水や氾濫に最大級の警戒をしてください。地元市町村が発令する避難情報に従って早め早めに身の安全を確保してください。

 西日本では、一部の住家が倒壊するおそれもある猛烈な風が吹く所がある見込みです。風が強まる前に頑丈な建物の中に移動するとともに、屋内では窓から離れるなど暴風に厳重に警戒してください。また、高波に厳重に警戒し、高潮や高潮と重なり合った波浪による浸水などにも厳重に警戒してください。

 また、西日本と東日本太平洋側を中心に、土砂災害、低い土地の浸水、河川の増水や氾濫に厳重に警戒し、落雷や竜巻などの激しい突風に注意してください。発達した積乱雲の近づく兆しがある場合には、建物内に移動するなど安全確保に努めてください。

[補足事項]

 地元気象台が発表する防災気象情報に留意してください。次の「令和6年 台風第10号に関する情報(総合情報)」は、29日5時頃に発表する予定です。

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