A代表もJ1首位・町田が躍進 森保監督「非常にフィジカルの能力が高い」192cm大型SB・望月ヘンリー海輝は初選出 クラブ別では最多3人

左から谷晃生選手、望月ヘンリー海輝選手、中山雄太選手【写真:アフロ、時事通信】

JFA（日本サッカー協会）は29日、北中米ワールドカップ・アジア最終予選に臨む日本代表メンバー27人を発表。内訳はヨーロッパに所属する海外組が20人（イングランド：4人、ドイツ：3人、フランス：3人、スペイン：2人、オランダ：2人、ベルギー：2人、スコットランド2人、イタリア：1人、ポルトガル1人）、国内組が7人となりました。

その中で同一クラブで、最多3人が選出されたのはFC町田ゼルビア。J1リーグでは開幕から快進撃を続け、現在も首位を快走。同クラブからはGK谷晃生選手（23）、今夏ハダースフィールド（イングランド）から加入したDF中山雄太選手（27）、そして初のA代表入りとなったDF望月ヘンリー海輝選手（22）が選ばれました。

望月選手は、今季国士舘大学から加入したプロ1年目。192cmと恵まれた高さに加えスピードも兼ね備える右サイドバック。今季はJ1に17試合に出場（0ゴール2アシスト）。6月以降はレギュラーに定着し、町田の躍進に貢献しています。

望月選手は「日本代表への初選出を大変嬉しく思います。今回の選出はFC町田ゼルビアに関わる全ての方々のおかげです。本当にありがとうございます。感謝の気持ちを忘れずにFC町田ゼルビアの代表として、全力でプレーしてきます。応援よろしくお願いいたします」とコメント。日本代表でも飛躍が期待されます。

森保一監督は「所属チームで存在感のあるプレーを見せていることを評価しています。非常にフィジカルの能力が高く、サイズ的にも魅力がある。サイドバックとして上下動ができる。守備の部分でまだまだ改善しなければいけないところはありますが、落ち着いてビルドアップにも関われる。時にはターゲットとして、高さを生かした攻撃の起点にもなる」と高く評価しています。

日本代表は9月5日にホームで中国戦（埼玉スタジアム2OO2）、10日にアウェーでバーレーン戦を戦います。

【日本代表メンバー】

◆GK

大迫敬介（サンフレッチェ広島）

谷 晃生（FC町田ゼルビア）

鈴木彩艶（パルマ／イタリア）

◆DF

長友佑都（FC東京）

谷口彰悟（シントトロイデン／ベルギー）

板倉 滉（ボルシアMG／ドイツ）

中山雄太（FC町田ゼルビア）

町田浩樹（ユニオン・サンジロワーズ／ベルギー）

菅原由勢（サウサンプトン／イングランド）

望月ヘンリー海輝（FC町田ゼルビア）

高井幸大（川崎フロンターレ）

◆MF/FW

遠藤 航（リバプール／イングランド）

伊東純也（スタッド・ランス／フランス）

浅野拓磨（マジョルカ／スペイン）

南野拓実（モナコ／フランス）

守田英正（スポルティング／ポルトガル）

鎌田大地（クリスタル・パレス／イングランド）

三笘 薫（ブライトン／イングランド）

小川航基（NEC／オランダ）

前田大然（セルティック／スコットランド）

旗手怜央（セルティック／スコットランド）

堂安 律（フライブルク／ドイツ）

上田綺世（フェイエノールト／オランダ）

田中 碧（デュッセルドルフ／ドイツ）

中村敬斗（スタッド・ランス／フランス）

久保建英（レアル・ソシエダ／スペイン）

細谷真大（柏レイソル）