パラメダル第1号は“金メダル” 東京では5種目全てでメダル獲得の水泳・鈴木孝幸が圧巻の泳ぎ見せる

パラリンピックで日本人初のメダルを獲得した水泳の鈴木孝幸選手(写真：SportsPressJP/アフロ)

◇パリパラリンピック2024 水泳男子50m平泳ぎ 運動機能障害SB3（日本時間30日、ラデファンス・アリーナ）

水泳の鈴木孝幸選手が日本人メダリスト第1号を金メダルで彩りました。

2004年のアテネパラリンピックから6大会連続出場を果たしている鈴木選手。48.04の記録で見事金メダルを獲得。「思い描いた通りに泳げて、思い描いた通りのタイムが出ました」と渾身の泳ぎに満足した様子で試合後のインタビューに答えました。

「個人的には満足なんですけどそこに金メダルという結果までついて来てくれて本当にうれしいなと思います」と喜びました。

「支えてくれてるみなさんのおかげ。37歳になってもベストが出せると信じてくれてトレーニング見てくれたコーチ、リオ以降ベストを出したいという目標を出して一緒にトレーニングを作ってくれたトレーナー、サポートしてくれている家族、応援してくれている人。そういう人たちのおかげで16年前の自分の記録を超えることが出来た」と感謝を伝えました。

鈴木選手は東京パラリンピックで出場5種目全てでメダルを獲得。今回も日本人第1号ということで「自分は初日2日目とメダルを狙えるレース続いていましたので、なんとしてでもメダルを取って、日本チームに勢いつけたいと思っていたので1種目目果たせてよかったです」と話します。鈴木選手は残り3種目に登場。引き続きメダル獲得を目指します。