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上白石萌音、感謝のスピーチ 『千と千尋の神隠し』ロンドン公演大千穐楽 「素晴らしい旅となりました」

日テレNEWS NNN / 2024年8月30日 22時10分

舞台『千と千尋の神隠し』ロンドン公演大千穐楽 撮影:EllieKurttz

宮﨑駿監督の名作を舞台化した『千と千尋の神隠し』がロンドン公演大千穐楽を迎え、千尋役の上白石萌音さん(26)が英語で感謝を伝えました。

同舞台の2024年公演は、3月に帝劇で開幕。4月から8月にかけては、ロンドン・コロシアムで上演されました。最終日の舞台に立った上白石さんは、「私たちを温かく迎えてくださり本当にありがとうございます。今回がウエストエンドでの最後の公演でした。皆様のおかげで、この4か月半、素晴らしい旅となりました。 またいつかお会いできることを願っています」と、英語で感謝を伝えました。

また、大千穐楽を迎えての千尋役の橋本環奈さん(25)、上白石萌音さん(26)、川栄李奈さん(29)、福地桃子さん(26)のコメントが届きました。

千尋を演じる橋本さん 撮影:Johan Persson

橋本さんは、「まさか日本を飛び出しロンドンで海外のお客様をお迎えしての公演が実現するとは思ってもいませんでした。こうして無事に大千穐楽を迎えられた事に深い感慨を覚え、何よりホッとしています」と心境を明かし、「ロンドン・コロシアムに世界中から足を運んで下さったお客様へ心からの感謝と共に、何よりも大切なキャスト、スタッフであるカンパニーのみんなに心から『お疲れ様でした』、そして『有難う御座いました』とお伝えしたいです」と、感謝しました。

千尋を演じる上白石さん 撮影:Johan Persson

上白石さんは、「大千穐楽を迎えられて本当にほっとしています。夢のようで、でも確かに一歩一歩を踏み締めた時間でした。日本とロンドンを行き来しながらの公演はとても楽しかったです。空気感の違いで作品の色が繊細に変わる、生の演劇の醍醐味を味わいました」と、振り返り、「どんなに大変な時も楽しく朗らかに仕事をする現地スタッフの皆さんからの学びは本当に大きかったです。大千穐楽後に日英のキャストスタッフ全員で三本締めをしたのですが、その音色が寸分の狂いもなく揃っていたことが、まさにこの四ヶ月半を表しているようでした」と、コメントしました。

千尋を演じる川栄さん

川栄さんは、「2024年の半分以上をこの作品に捧げたので、終わった今、夢の中にいたような不思議な感覚で、まさに千と千尋の神隠しのストーリーと重なる部分があり、たくさんの愛と温かさに支えられていたんだなと思います。日本各地でこの舞台をお届けできたこと、ウエストエンドの舞台に立てたこと、お客様からの温かい拍手や声援、夢のような一生忘れられない景色を見させていただきました。感謝の気持ちでいっぱいです。ありがとうございました!」と伝えました。

千尋を演じる福地さん

福地さんは、「公演を重ねながらも挑戦を続けていくカンパニーの皆さんの姿やそこで生まれる緊張感に沢山感化され、このチームの一員として千尋を務めることができ心から幸せな時間だったなと思います。物語の冒頭、千尋は一人で登場していくのですが、演出部の方が毎回『どうぞ』と合図を出してくれました。その『どうぞ』の中に込められた思いに身が引き締まり、でもなんだかとても励まされ、背中を押してもらえる感覚があり、とても好きな時間でした」と振り返りました。

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