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【陸上】進化止まらぬ高校生の日本記録保持者たちが世界で躍動 落合晃&久保凛がそろって800m決勝へ /U20世界選手権

日テレNEWS NNN / 2024年8月30日 19時2分

5月の静岡国際陸上でともに快記録を出した落合晃選手と久保凛選手(写真:アフロスポーツ)

◇U20世界陸上競技選手権大会 800メートル準決勝(日本時間30日、ペルー・リマ)

U20世界陸上競技選手権大会の800メートルでは、高校生の日本記録保持者たちが決勝へ勝ち進みました。

女子800メートルでは、予選トップ通過の16歳・久保凛選手(東大阪大敬愛高2年)が準決勝1組目に登場。先月15日に1分59秒93で、19年ぶりに日本記録を更新しました。

久保選手はスタートから先頭でレースを進めると、ラストの直線でアメリカの選手に並ばれましたが、トップは譲らず。0秒01差逃げ切り、2分03秒00で予選に続き全体トップでの決勝進出を決めました。

さらに男子800メートルでは、準決勝3組目に18歳の落合晃選手(滋賀学園高3年)が登場。先月31日の高校総体(インターハイ)ではこれまでの記録を1秒近く更新する、1分44秒80の日本記録を打ち立てました。

ケニアの選手を追い2番手でレースを展開。1分48秒26の組2着に入り、決勝へ駒を進めました。また1組目に登場した17歳の吉澤登吾選手(桐朋高3年)は1分52秒86で組7着となり、準決勝で敗退となりました。

2人は5月の静岡国際陸上で久保選手が2分03秒57と従来のU18日本記録を18年ぶりに更新。同じ大会で落合選手は1分46秒54でU20日本新記録・高校新記録でフィニッシュ。

その後も、勢いそのまま両者は6月の日本選手権を制覇。日本記録を背負う高校生となりました。

決勝は翌31日に予定されています。

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