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パラ陸上5000m 唐澤剣也が14分51秒48で銀メダル「全力を出し切った」世界記録上回る記録で“チーム唐澤”に胸を張る 前回銅メダルの和田伸也は4位

日テレNEWS NNN / 2024年8月31日 8時30分

2大会連続の銀メダルを獲得した唐澤剣也選手(写真:アフロ)

◇パリパラリンピック2024 陸上競技男子5000m(視覚障害T11)決勝〈大会3日目=日本時間30日、フランス競技場〉

男子5000メートル(視覚障害T11)決勝では全盲のランナー唐澤剣也選手が14分51秒48で銀メダルを獲得。世界記録を上回るタイムで2大会連続の表彰台に立ちました。

大会3日目を迎え陸上競技がこの日からスタート。唐澤選手は陸上競技の今大会メダル第1号となりました。

ガイドランナーとともにレースを走る中、ハイペースでレースが進みます。上位をキープし、ブラジルのジュリオセザール アグリピノドスサントス選手が14分53秒97の世界記録を更新する14分48秒85でフィニッシュ。唐澤選手も約3秒後に駆け抜け世界記録を上回り、アジア新記録を打ち立てました。

これで前回の東京大会に銀メダルに続く、2大会連続の表彰台。前回銅メダルの和田伸也選手は15分16秒41で4位に入りました。

唐澤選手は前半3000メートルまで清水琢馬ガイドが引っ張り、後半は小林光二ガイドが引っ張る作戦でレースを展開。「ブラジルの選手は3000メートル以降がとてつもなく速い」と対策を組んで臨みました。

最後も追い上げをみせましたが、頂点には届かず。「チーム唐澤としては金メダルを目標としていて残念ではある」と振り返りますが、「全力を出し切って自己ベスト更新しての2位なので悔いはない」と胸を張りました。

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