ホワイトソックス球団ワースト更新のシーズン107敗目 わずか2安打完封負けで今季3度目10連敗

最後の打者となったレニン・ソサ選手(写真：AP/アフロ)

◇MLBメッツ2-0ホワイトソックス(日本時間2日、ギャランティード・レート・フィールド)

ホワイトソックスが今季3度目の10連敗で球団ワーストを更新するシーズン107敗目を喫しました。

先発の左腕ギャレット・クロシェ投手は初回から7者連続三振と絶好の立ち上がり。しかし、4回はフランシスコ・リンドア選手に29号ソロを許し、先制を許します。

打線は5回にようやく初安打。7回には四球と安打で初めて得点圏に進めましたが、得点とはならず。9回にも1点を奪われ、最後はレニン・ソサ選手が空振り三振に倒れ、わずか2安打で10連敗となりました。

これでチームは球団ワーストを54年ぶりに更新するシーズン107敗目。また10連敗は5月から6月にかけて記録した14連敗、7月から8月にかけて記録した21連敗に続き今季3度目となりました。

20世紀以降のシーズン最多敗戦数は62年前。当時チーム創設初年度だったメッツが、1962年に記録した「120敗」です。現在31勝107敗のホワイトソックスは、残り24試合この記録を回避するためには半分の12勝することが必須です。