「いい勉強材料として次に続けることが大事」ヤクルト・高津監督がプロ初完封の吉村貢司郎へエール 先制点あげた打線も評価

試合に勝利し笑顔を見せるヤクルト・高津臣吾監督

◇プロ野球セ・リーグ ヤクルト 3-0 巨人（4日、京セラドーム）

ヤクルトは4日・巨人戦に完封勝利で2連勝としました。試合後、高津臣吾監督はインタビューに応え、試合を振り返りました。

この日の先発は吉村貢司郎投手。ここまで苦しい登板が続いていた吉村投手でしたが、この日は9イニングを1人で投げきり、プロ初の完投・完封勝利をあげました。

吉村投手の投球に関し高津監督は「最後ちょっとバテた感じも見えたんですけどね、3番・4番っていう中軸をしっかり抑えましたし、無四球でしたっけ、ストライク先行でよく投げたんじゃないかな」とコメント。さらに「今まだ勉強中なので、これもいい勉強材料としてね、まだ次続けていくことがすごく大事なことかなと思います」と今後に向けてエールを送りました。

ヤクルト打線は、対する巨人の先発・グリフィン投手の前に3回まで無得点も、4回に生まれたオスナ選手の2ランで2点を先制しました。打線に関して聞かれた高津監督は「ピッチャーがゲームをつくってる間にいかに先制点を取るかが課題」とした上で「（3日からの2連戦で）ピッチャーが頑張ってる間に点を取って、ゲームを動かせたのがよかった」と評価しました。

今後の戦いについて「全力で戦うのみ」と意気込んだ高津監督。5日は巨人との連戦の3戦目となる、岐阜での1戦に挑みます。