「野球をやっててよかった」ダルビッシュ有がファンの声援に感謝 自身の投球は「力みすぎ」

復帰登板を果たしたパドレス・ダルビッシュ有投手（写真：AP/アフロ）

◇MLB パドレス6×-5タイガース(日本時間5日、ペトコ・パーク)

5月30日（日本時間）以来の復帰登板となったダルビッシュ有投手が試合後コメントしました。

ダルビッシュ投手は初回にホームランを浴びる苦しい立ちあがり、要所で三振を奪うなど4つの三振を奪いましたが3回途中まで投げて3失点。それでもベンチへ戻る際、スタンドのファンからは温かい拍手が送られました。

試合後ダルビッシュ投手は「もう何年も投げていない感じがしたので、アドレナリンが出ていましたし久しぶりの感覚でうれしかった」と振り返りました。

この日の投球に関しては「球自体はよかったと思いますけど、力みすぎでうまくコントロールできてなかったので苦しみました」と反省。

スタジアムのファンについては「（投球が）終わったときもたいしたピッチングはしていないのに手をたたいて『YU-』とか言ってくれた。ファンの方々が温かく迎え入れてくれて本当に野球をやっててよかったなと思いました」と笑顔でこたえました。

試合は5回に同点に追いつき延長戦の末、タティスJr.選手のサヨナラタイムリーで勝利しパドレスは3連勝としました。