パラリンピックで快挙「最高の結果を報告することができてうれしい」 車いすテニスで上地結衣が日本女子初の金メダル

金メダルを獲得した上地結衣選手（写真：ロイター/アフロ）

◇パリパラリンピック2024 車いすテニス女子シングルス決勝(日本時間6日、ローランギャロス)

パラリンピック・車いすテニス女子シングルスで上地結衣選手が悲願の金メダルを獲得しました。

女子ダブルスでの金メダルに続き、シングルスでも金メダルに輝いた上地選手。世界ランク１位の前回大会女王を破り、4度目のパラリンピックで悲願の金メダルを獲得しました。

金メダルが決まった瞬間、上地選手は涙。

「ファーストセットとられて、厳しい時間も長かったと思うんですけど、見守ってくれているチームのみなさん、応援してくださっている方々の後押し、声援があってあきらめずに最後まで戦うことができたと思いますし、あきらめなかったからこそチャンスがきて、しっかりものにできたと思います」と感謝の言葉を口にしました。

「ひとりで戦っているのではなくて、たくさんの方と一緒に戦っている気持ちで毎日毎日過ごしていて、最高の結果をみなさんに報告することができてすごくうれしいです」と笑顔を見せました。

上地選手は、日本勢としては、国枝慎吾さんもなし得なかったダブルス・シングルス2冠の歴史的快挙を達成しました。