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タイで“爆売れ”ナゼ? 日本の中古品“争奪戦”も……人気のワケとは『every.気になる!』

日テレNEWS NNN / 2024年9月7日 10時2分

日テレNEWS NNN

タイ・バンコク郊外にある日本の中古品のみを扱う店には行列ができ、開店待ちのお客さんが一斉にダッシュして争奪戦も…。雑貨やアニメグッズ、古着など日本からの輸出品が“爆売れ”状態です。ニッポンの中古品がこれほどまでタイ人を“魅了”するワケとは?

■タイで“爆売れ”日本の中古品

日テレNEWS NNN

タイのショッピングモールでは、驚きの光景が…

気になる!班

「あいた!あいた!」

「すごいすごいすごい!」

開店と同時に、カゴを持ったお客さんが一斉にダッシュ。次々と商品をカゴの中へ入れていきます。

気になる!班

「机の中に完全にもぐっている人が…真剣そのもの」

現地の人が求めていたのは…

お客さん

「日本の中古品は安いし、質もいいです」

■“争奪戦”日本の中古品

日テレNEWS NNN

日本で使われ、タイに送られてきた、中古品です。

施設を運営 ギークスリテイリング 矢内祥一郎 社長

「日本から仕入れを増やしておりますけど、需要はまだまだあるかなと」

中古の「アニメグッズ」を扱う店では…

店のスタッフ

「いらっしゃいませ」

気になる!班

「棚がすごい!棚がすごい!」

「全部とってる!えぇ!!」

■タイへ輸出「中古品」毎月約40トン

日テレNEWS NNN

神奈川県平塚市に置かれたコンテナ。中を見せてもらうと…

気になる!班

「隙間なくあります」

コンテナに隙間なく入っていたのは、家具などの「中古品」です。

買取業者 LALC 石井省吾 社長

「これは全部タイに送ります」

気になる!班

「どういう理由でタイに?」

買取業者 LALC 石井省吾 社長

「タイで人気があるからというのが一番大きい」

この会社では、日々、個人や企業から買い取った中古品をコンテナで保管。タイへ毎月約40トンを輸出しているといいます。

■さまざまな“日本の中古品”を販売

日テレNEWS NNN

そこで向かったのは、バンコク郊外にある“日本の中古品のみ”を扱うショッピングモールの一角。なかには、雑貨店やアニメグッズ店、古着店などがあります。

広々としたフロアに大量の食器などが並ぶ雑貨店には…

田中純平 記者/NNNバンコク

「こちらに人気だという日本人形がたくさん置いてあります」

「トロフィーがたくさんあるんですけど、人の名前も書いてあります…これ買ってどうするんだろうな…」

■開店待ち…中古品の“新商品”が入荷

日テレNEWS NNN

毎週土曜日には新しい商品が並ぶとあって、開店前から長蛇の列が。そして…

気になる!班

「あいたあいた!すごいすごいすごい!走ってる!」

カゴを持ったお客さんが一斉に店内へ。ニッポンの中古品の“争奪戦”が行われるのです。机の下にもぐりこみ、必死に商品を探します。

買った物を見せてもらうと…

お客さん

「招き猫が好きです。日本の招き猫。家にたくさんあります」

お客さん

「日本のモノを集めています。日本の風景や模様が細かいところまで表現されている。精密でいいです」

■タイ人を“魅了”日本の中古品の需要

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フォークやスプーンを品定めしていた人は…

お客さん

「(日本の中古品は)使い心地がいいし、長持ちします」

さらに激しい争奪戦が起きていたのが、アニメグッズ店です。

店のスタッフ

「いらっしゃいませ」

気になる!班

「おー」

開店後、店の奥へ真っ先に向かう人もいれば、手前の棚に狙いを付けた人も…

気になる!班

「棚がすごい!棚がすごい!」

「全部とってる!えぇ!!」

小さなフィギュアを“独り占め”…。

■大人気!日本のアニメグッズ

日テレNEWS NNN

タイでは日本のアニメが大人気。キャラクターのぬいぐるみがカゴいっぱいに。

お客さん

「日本のアニメが好きです。子どもの時からみていたので」

小さなフィギュアを“独り占め”した男性に、こんなに買う理由を聞くと…

お客さん

「フリーマーケットで売ります」

ほとんどをナイトマーケットなどで販売するといいます。

■カゴいっぱいの中古品…値段は?

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――ここで問題です!この店の中古品、一つ一つに値札がついていません。売り方に特徴があるのですが、それはなんでしょうか?

森アナウンサー

「さあ、斎藤さん。売り方の特徴はなんでしょう」

齋藤キャスター

「その場で交渉ですかね?」

陣内アナウンサー

「グラムで」

鈴江アナウンサー

「ドン!と重さで量っているのでは」

森アナウンサー

「正解はこちらです!」

タイで人気の日本の中古品。レジでスタッフが商品を乗せていたのは…「量り」です。

森アナウンサー

「そうなんですよ」

ということで正解は、重さで料金を決める「量り売り」でした。どんなものでも100グラムあたり50バーツ、日本円で約210円。

お客さん

「値段も安いし、たまに新品のようなものもあります」

店では売れ残りが出ないよう、頻繁にセールも行っているということです。

■日本企業の“信頼”が強み

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新たな中古市場を開拓しようと日本のリユースショップも先月、バンコクに新店舗をオープンしました。(セカンドストリート セントラルワールド店)

並ぶのは“高価格帯”のブランドバッグや洋服など。“偽ブランド品”が横行するタイでは…

(2nd STREET THAILAND 方山明人 代表取締役社長)

「日本のリユース商品に関しては状態も良く、特に真贋姓の安心感もありますので」

「日本企業」の“信頼”が強みになると追加出店したといいます。

お客さん

「これはクリスチャンディオールよ。それがこの値段(約8600円)最高!」

今後もタイで店舗を増やす予定だということです。

(9月3日『news every.』より)

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