「恐怖心もありました」体操・宮田笙子が復帰戦に臨んだ心情を吐露「恩返しできるように努力していきたい」パリ五輪辞退後の初の大会で優勝

体操の宮田笙子選手(写真は全日本選手権時)(写真：西村尚己/アフロスポーツ)

パリオリンピックを飲酒・喫煙の行動規定違反により辞退した体操・宮田笙子選手が9日、自身のInstagramを投稿。謝罪と共に体操に対しての思いも伝えました。

7日に行われた国民スポーツ大会に福井県代表として出場。約4か月ぶりの大会復帰を果たし、団体総合で優勝した宮田選手。演技後には涙を見せる姿も見られました。

SNSにはメダルや賞状を手にし仲間と共に笑顔をみせる写真や演技中の写真などを投稿しました。

宮田選手は「この度は、私の取った軽率な行動によって多くの皆様にご迷惑をかけてしまい、深く反省しております。申し訳ありませんでした。この件に対して、真摯に向き合い、今後の競技生活を全うして参りたいと思います」と改めて謝罪の言葉をつづりました。

「恐怖心もありましたが、会場に足を運んでくださった皆様の温かい拍手や声援、チームのみんなの励ましもあり、最後までやりきることができました。所属の順天堂大学をはじめ、これまで育てていただいた関係者の皆様、応援していただいた皆様に、体操競技を通じて少しでも恩返しできるように努力していきたいと思います」と締めました。

SNSでは「投稿することに勇気が必要だったと思いますが、Goodです！」「これからの体操人生が輝いて幸せなものになりますように祈ってます！」「宮田さんも勇気を貰ったと思いますが、僕もスゴイ勇気を貰いました」と温かい声援が送られました。