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マラソン視覚障害T12で悲劇...ゴールまで残り数mでガイドの手に触れ3位のスペイン選手が失格【パリパラリンピック 】

日テレNEWS NNN / 2024年9月9日 16時54分

ゴールまで残り数メートル。ふらつくガイドを支えるもスペインの選手が失格(写真:SportsPressJP/アフロ)

◇パリパラリンピック2024 女子マラソン視覚障害T12(日本時間8日、パリ市内)

最終日に行われたマラソンで悲劇が起こりました。

女子マラソン視覚障害T12では、モロッコのファティマエザハラ イドリシ選手が2時間48分36秒の世界新記録で優勝。同じくモロッコのメルエム ヌールヒ選手が2時間58分18秒の2位で続きます。3位にはスペインのエレナ コンゴスト選手が入り、4位に前回女王の道下美里選手が3時間04分23秒でフィニッシュしました。

しかし、レース後に3位のコンゴスト選手が、『規則7.9.5』にあたり失格判定。実はゴール手前でガイドが足をつったのか、ふらついた様子となります。すると選手がこれに気づき、テザーと呼ばれるガイドと選手とつなぐロープを離して、手を握ります。

視覚障害T12種目のランナーは、レース中ずっとガイドと繋がっているロープを握っていなければならず、これが規則違犯となった模様です。

このときゴールまで残り数メートル。4位とは大きく差をつけ、銅メダルを確信していましたが、悲劇の失格となりました。

コンゴスト選手はレース後、自身のSNSで「シンプルにありがとう」とガイドとの写真を投稿。ガイドを思っての反則行動に「今日、あなたがしたことはメダルとキャリア以上のものだ」「あなたが今日示したことは計り知れない価値です」「私たちにとってあなたは本当のチャンピオンです」など多くの言葉が寄せられました。

また、これにより日本の道下選手が繰り上がって銅メダルとなっています。

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