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【西武】今季85敗目で球団ワーストに到達 楽天打線の猛攻受け4回に6失点 これまでの敗戦記録は1971年の「84敗」

日テレNEWS NNN / 2024年9月12日 21時9分

西武・渡辺久信監督代行

◇プロ野球パ・リーグ 楽天7-3西武(12日、ベルーナドーム)

西武は失点を重ね12日の楽天戦に敗れました。これで今季85敗目。1971年の「84敗」という西武の敗戦記録を上回る、球団ワースト記録となりました。

この日の先発は2023年ドラフト3位で西武入りした高卒ルーキー・杉山遙希投手。プロ初登板・初先発と緊張感あふれるマウンドも打者をしっかり打ち取ります。しかし悪送球などで初回に1失点。2回にはランナー背負うも要所おさえ無失点とし、3回には楽天の上位打線相手に三者凡退と好投を披露します。

しかし4回、楽天打線の猛攻を受けノーアウトから3失点で降板。続いてマウンドに上がった2番手・水上由伸投手も、送りバントと四球で2アウト満塁のピンチを招くと、2連続タイムリーを浴び3失点。4回に楽天の7点リードを許します。

援護したい西武打線は、楽天の先発・藤井聖投手の前に初回から三塁までランナーを進めるも決定打が出ず無得点。

しかし6回、連打で2アウト1、2塁をつくると外崎修汰選手がタイムリー2塁打を放ち2点を返します。さらに7回には先頭打者の西川愛也選手が3球目のスライダーをとらえライトへのソロHRとします。これで4点差に迫った西武。後続も連打でノーアウト1、2塁と好機をつかむも、楽天の2番手・渡辺翔太投手の前に併殺打とフライに倒れ、さらに得点を重ねることができません。

9回には楽天・則本昂大投手の前に1アウトから連打で1、2塁と好機つかむも決定打出ずゲームセット。西武は試合終盤に得点重ねるも逆転とはならず、悔しい今季85敗目を喫しました。

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