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【中日】一度は逆転も中盤のリード守り切れず連日の大量失点で敗北 最下位ヤクルトとの3連戦負け越し

日テレNEWS NNN / 2024年9月12日 22時7分

中日・立浪和義監督

◇プロ野球セ・リーグ ヤクルト9ー4中日(12日、バンテリンドーム)

前日1-8で大敗に喫した中日はこの日も大量失点を許し、ヤクルトに逆転負けしました。

先発の大野雄大投手は初回、ヒットと自身のエラーで1アウト1・3塁のピンチを作ると、ヤクルトの村上宗隆選手にセンター前ヒット、続くオスナ選手にレフト前ヒットと2者連続のタイムリーヒットを浴びいきなり2点を失います。さらに3回には増田珠選手にレフトへのタイムリー2ベースヒットを浴びリードを3点に広げられました。

追いつきたい中日打線は3回、先頭の村松開人選手が三塁線へのセーフティバントで出塁します。すると続く福永裕基選手がヤクルト先発・サイスニード投手の真ん中高めへのストレートを捉え左中間スタンドへ飛び込む4号2ランホームランを放ち1点差に詰め寄ります。

勢いづいた中日打線は5回、四死球とヒットでこの日2回目の「無死満塁」のチャンスを迎えます。すると5番・石川昴弥選手がヤクルト2番手・今野龍太投手のフォークを捉えレフトへの2点タイムリーヒット。4-3と逆転に成功しました。

しかし6回、先頭の増田選手に中日2番手・藤嶋健人投手が同点となるソロホームランを浴び、試合は再び振り出しに戻ります。

さらには7回、この回から中日4番手としてマウンドに上がった清水達也投手がヤクルト打線につかまります。2本のヒットと申告敬遠で2アウト満塁とし打席には山田哲人選手を迎えます。すると2ボールからの3球目、低めへのストレートを捕手の木下拓哉選手が後逸。その間に今季9盗塁目を決めた並木選手が俊足を飛ばしヘッドスライディングでホームイン。勝ち越しとなる1点を挙げました。さらに山田選手を四球とすると、続く内山壮真選手にセンター前へのタイムリーヒットを浴びリードを2点に広げられました。

8回でもオスナ選手、川端慎吾選手、山田選手に3者連続のタイムリーヒットを打たれ大量リードを許してしまいます。

何とか追いつきたい中日打線。一度は逆転するも中盤のリードを守り切れず最下位ヤクルトに痛い2連敗。ゲーム差は1.5まで縮まりました。

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