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トランプ氏、2回目のハリス氏とのテレビ討論会には応じない考え

日テレNEWS NNN / 2024年9月13日 9時30分

民主党 ハリス氏・共和党 トランプ氏

アメリカのトランプ前大統領は12日、11月の大統領選挙に向けたハリス副大統領との2回目のテレビ討論会には応じない考えを示しました。

トランプ前大統領は12日、SNSで、10日に行ったハリス副大統領との討論会について「私が勝利したことは明らかだ」などと主張し、2回目のハリス氏との討論会には応じない考えを示しました。

これに対しハリス氏は「我々は有権者に対しもう一度、討論会を行う義務がある」と述べ、討論会を開くよう求めました。

アメリカの主要メディアでは10日の討論会は「ハリス氏が優勢だった」とする報道が目立ち、ロイター通信が12日に発表した最新の世論調査でも、「ハリス氏が勝利した」と回答した人が53%で、「トランプ氏が勝利した」の24%を上回りました。

支持率は、ハリス氏が47%、トランプ氏が42%で、先月下旬の調査ではハリス氏が45%、トランプ氏が41%だったことから、討論会を受けハリス氏がリードを広げていると伝えています。

調査会社ニールセンによりますと、10日の討論会は、全米での視聴者数がおよそ6710万人にのぼり、6月のバイデン大統領とトランプ氏による討論会の視聴者数、およそ5130万人を上回りました。

一方、人気歌手のテイラー・スウィフトさんが討論会後にハリス氏への支持を表明した影響が、さっそく広がっています。スウィフトさんはハリス氏への支持を表明したSNSでの投稿で「投票には有権者登録が必要だ」と呼びかけ、有権者登録を支援するウェブサイトのリンクを掲載しました。CBSによりますと、スウィフトさんの投稿後、このサイトに一日で40万件以上のアクセスが確認できました。投稿前の1週間の平均アクセス数は一日およそ3万件だったということです。

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