青木宣親 後輩たちへエール「自分ができるという自信とか情熱は必ず持って」 一番の思い出は“日本一”
日テレNEWS NNN / 2024年9月14日 7時55分
今季限りで現役を引退を発表したヤクルトの青木宣親選(42)が13日、引退会見でヤクルトへの思いを口にしました。
日米通算21年間で2723安打を積み上げた42歳は、「一番は自分が思ったパフォーマンスをファンに見せることができない」と決断理由を説明。会見では家族やファン、球団、チームメートへの感謝を口にし、「100点満点」と自身の野球人生を振り返りました。
記者から印象に残っている場面を聞かれた青木選手。2014年のロイヤルズでのワールドシリーズ出場や、2006年、2009年のワールド・ベースボール・クラッシック(WBC)での世界一を口にしますが、一番の思い出は「(2021年に)ヤクルトで日本一になったことですかね。それが一番心に残っています」と。
続けて「入団したときからヤクルトにいて愛着があったので、そんな中で去る形でアメリカでプレーして、またヤクルトに帰ってきて日本一になれてないというのが心残りだったので、それが達成できて、ほぼほぼ自分がやりたいことは達成したなという気持ちもありました」と穏やかな表情で振り返りました。
チームは13日の試合終了時点でリーグ最下位。苦境は続きますが、「自分ができるという自信とか情熱は必ず持っていてほしい。大観衆の前で毎日プレーするということはどれだけ大変なことかというのは、そいいう気持ちがないと毎日毎日スイッチ入れられない。そういう気持ちが大切」と後輩たちにエール。
また会見後には、山田哲人選手(32)と村上宗隆選手(24)が花束を持ってサプライズで登場。村上選手が号泣し青木選手ももらい泣きする場面がありました。
オフにともに自主トレを行い、2022年には三冠王に輝いた村上選手へ、「年々成長していったので、いまでこそ苦しんでいますけど、プロ野球生活の中では必要なことだと思っているのでこれからの野球人生、幸せな野球人生を送ってほしい」と話しました。
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