「甘い球をしとめきれなかった」慶応大・清原正吾 秋季リーグ初戦は5打数ノーヒット スタンドでは父・和博氏も応援

慶応大の清原正吾選手(写真：日刊スポーツ/アフロ)

◇東京六大学秋季リーグ　立教大5x-4慶応大(14日、神宮球場)

東京六大学野球秋季リーグが14日、神宮球場で開幕しました。

立教大学と対戦した慶応大学は、12日にプロ志望届を提出した清原正吾選手が「4番・ファースト」でスタメン出場しました。

元プロ野球選手の父・和博さんもスタンドで応援する中、学生最後のリーグ戦に臨んだ清原選手。2回の第1打席に先頭打者として打席に入ると、センターへ抜けようかという当たりでしたが、ショートゴロとなります。

4回の第2打席ではレフトへ大きな打球を飛ばすもレフトフライ。1アウト2塁のチャンスでまわってきた第3打席は止めたバットにボールが当たりセカンドゴロに倒れます。

その後の第4、第5打席は空振り三振となり5打数ノーヒットに終わった清原選手。試合も延長戦の末、サヨナラ負けを喫しました。

ほろ苦いスタートとなった清原選手。「1打席1打席、甘い球をしとめきれなかった」と反省の言葉を口にします。

それでも堀井哲也監督は、「チームの中心ですから。今日は本人打てなくて悔しいと思うんですけど、相手が試合で打たせないボールを持ってくるとなかなか自分のバッティングできないと思うので。練習の状態は非常にいいので、しっかりとやってくれると思うのでその信頼は変わらないです」とコメントしました。