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【西武】34歳・金子侑司「最後までライオンズでやろうと思ってやってきた」12年のプロ野球生活に幕 15日ロッテ戦が引退試合

日テレNEWS NNN / 2024年9月15日 17時5分

引退への思いを語った西武の金子侑司選手(右)とネコタオルを持つ同期入団の高橋朋己さん(左)

◇プロ野球パ・リーグ 西武-ロッテ(15日、ベルーナドーム)

西武の34歳・金子侑司選手が試合前に引退会見を行いました。2012年にドラフト3位で西武に入団。持ち味の俊足を生かし、16、19年には盗塁王に輝くなど、リードオフマンとして西武一筋12年を過ごしました。

「いよいよ今日終わるんだなという気持ちが込み上げてきた。入団してから、FAの時に複数年契約させてもらって、最後までライオンズでやろうと思ってやってきた。たくさんの仲間にも出会えて幸せなライオンズ生活だった」

引退を決断したのは8月末。「チーム状況、立場を考えた中でライオンズにとって...自分は本当に頑張りたかったですけど。難しいですね、うまく言おうと思ったんですけど。来年のライオンズの戦いに自分が加わっているイメージが湧かなかった、それで引退を決断しました」と言葉をつまらせながら語りました。

1年目の開幕スタメンの第1打席が一番記憶に残っているという金子選手。「生きてきてこんなに足震えることないくらい足が震えていた」と振り返ります。

15日のロッテ戦が引退試合。金子選手は「ファンの皆さんにはいい時も悪い時もたくさんのご声援を頂いた、これがプロ野球なんだと教えてくれたのもファン。今日の試合は皆さんに楽しんでもらえるように精一杯頑張っていきたい」と意気込みました。

フォトセッションには同期入団の高橋朋己さんも参加。笑顔で引退会見を終えました。

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