「当たり前のことを積み上げていくのが一番強い」巨人・菅野智之 中4日での献身性

5回に細川成也選手を三振にしとめほえた菅野智之投手(画像:日テレジータス)

◇プロ野球セ・リーグ　巨人6-3中日（15日、東京ドーム）

巨人の阿部慎之助監督は8月9月になってくると“つい頼りたくなっちゃう”存在として、ベテラン勢の名前をあげていました。その理由は「いろんなことを経験しているからこそ、頼りたくなっちゃう」というもので、この日も、ベテランの大エース、菅野智之投手に中4日でのマウンドを託していました。

菅野投手はその期待に応え、5回2/3を投げ、3失点。交代した高梨雄平投手が打たれ、同点に追いつかれたため、勝利投手の権利はなくなりました。その後もベンチで戦況を見守り、最後は笑顔で相棒を務めた小林誠司選手とグータッチで勝利を喜びました。

「まぁまぁ投げられたと思います」と自己評価した菅野投手。2連敗していただけに負けられないプレッシャーのかかるマウンドでしたが、「その流れでずるずる行かない自信もありました。それだけに先制点に気をつけて投げた。序盤に2点も取ってくれたんで、気持ちとしては楽に投げられました」と続けました。

「フォアボール出さない、先頭出さない、先制点与えないとか、当たり前のことを積み上げていくのが一番強いと思うし、一番難しいと思うけどやっていかないといけないと思います」