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トランプ氏また暗殺未遂か…男を拘束 過去にトランプ氏を“SNS批判投稿”

日テレNEWS NNN / 2024年9月17日 6時33分

日テレNEWS NNN

アメリカのトランプ前大統領を暗殺しようとした可能性がある事件が、また起きました。現地メディアは、拘束された男がSNSで過去にトランプ氏を批判する投稿をしていたと報じています。

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ライアン・ラウス容疑者(58)(2022年)

「アメリカのノースカロライナ州出身で、現在はハワイに住んでいます」

カメラに向かって話すライアン・ラウス容疑者。アメリカ・フロリダ州で15日、トランプ前大統領を銃で狙った疑いで拘束された人物です。

トランプ氏といえば、今年7月にも標的になり、右耳をケガしていましたが、それからわずか2か月後、またもや命を狙われることに。

事件は、自身が所有するゴルフ場で起きました。当時、トランプ氏はプレーの最中だったといいますが、シークレットサービスがフェンスの外側から銃を構える男を発見。男に向かって少なくとも4発、発砲したということです。

事件後、男は車で逃走。しかしその後、65キロほど離れた場所で車を止められ、身柄を拘束されました。

トランプ氏は事件後、SNSなどで「無事で元気だ。私は決して屈しない」などと自身の無事をアピール。

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現場のゴルフ場はひらけているため警備が難しいといい、2018年に私たちが取材した映像でも…

記者(2018年)

「トランプ大統領と安倍首相、2人で同じカートに乗って移動しています」

外からでもプレーの様子が見てとれました。

拘束された男はどんな人物なのか。2022年のウクライナで行われた侵攻に対するラウス容疑者の姿がありました。ウクライナ側の兵士として志願した頃のインタビューには…

ライアン・ラウス容疑者

「世界中の誰もが性別や年齢などに関係なくウクライナに来て、ウクライナ人やウクライナ兵を支援する意欲を持つべきです」

一方でワシントンポストは、ラウス容疑者が過去に「頭の悪い大統領を選んだ責任の一端がある。トランプと自分を殺す自由がある」と発言していたと伝えています。

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大統領選のライバル候補、ハリス副大統領も声明を発表しました。

ハリス副大統領

「トランプ前大統領に対する暗殺未遂の可能性について深く憂慮している。私は政治的暴力を非難する」

約2か月後に迫る大統領選への影響は…

アメリカ政治に詳しい 明海大学 小谷哲男教授

「(前回は)実際に撃たれて耳から血を流していたし、それの印象的な映像・画像が残ったので、共和党をまとめ上げる機運ができた。今回は実際に撃たれたわけじゃないし、印象に残る映像がないので大きく大統領選に与える影響はないと思う」

(9月16日放送『news zero』より)

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