【楽天】好機逃さず5連勝で3位浮上 「ゲーム差0」のロッテを勝率で上回る 先発・藤井聖はプロ初の「10勝目」

楽天・今江敏晃監督【写真：時事】

◇プロ野球パ・リーグ 楽天 8-1 ロッテ(18日、楽天モバイルパーク）

楽天が好機を逃さず得点を重ねロッテに勝利しました。これで5連勝とした楽天は、リーグ3位に浮上しました。

ロッテの先発・カイケル投手の前に2回まで三者凡退とされた楽天打線。しかし3回に、相手のエラーの間に先制点をあげると、犠牲フライでさらに1点を追加します。

4回には先頭打者のポランコ選手からソロホームランを浴び、1点差に迫られるも、4回裏の攻撃でカイケル投手をとらえます。先頭打者からの3連打でノーアウト満塁をつくると、押し出しの四球や2本のタイムリーなどで、この回だけで4点を手にします。

楽天打線は5回にもタイムリーで得点を重ね、6回にも相手のエラーの間にホームへ生還するなど「11安打8得点」の猛攻。

この間にもロッテ打線を封じ続けた楽天の先発・藤井聖投手は6回94球を投げ、奪三振5、1失点という成績。キャリア初の2ケタ勝利である10勝目をあげました。

リードを守りロッテに快勝した楽天は5連勝。ロッテに「ゲーム差なし」としました。さらに勝率では楽天がロッテを上回り、楽天がリーグ3位に浮上。楽天はCS進出に向けて貴重な勝利を手にしました。