医療法人へ無登録でコロナ融資仲介か 3人逮捕

日テレNEWS NNN

新型コロナ禍で経営難に陥った医療法人への融資制度を巡り、無登録で貸金業を営んだとして福祉医療機構WAMの元理事ら3人が逮捕されました。

警視庁によりますと、福祉医療機構WAMの元理事、三浦由博容疑者ら3人は、2020年、新型コロナウイルス関連の融資を巡り、無登録で貸金業を営んだ疑いが持たれています。

コロナ禍で資金繰りが悪化した病院などがWAMから融資を受ける際に、本来、仲介は不要でした。しかし、三浦容疑者らは、5つの医療法人などに、「私はWAMの元理事だから口利きができる。確実に融資が受けられる」などと必要のない仲介の勧誘をして10億円の融資を受けさせ、その手数料としておよそ1億円を不正に得ていたとみられています。

警視庁は3人の認否を明らかにしていませんが、これまでに40の医療法人に融資を受けさせ、5億円以上の手数料を不正に得ていたとみて調べています。

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