「誠司の存在がすごく大きかった」 完全復活の菅野が盟友に感謝 昨季は自身ワースト4勝も今季はすでに15勝

15勝目を挙げた菅野智之投手

◇プロ野球セ・リーグ 巨人8-1広島（28日、マツダスタジアム）

球団創設90周年の節目の年に、4年ぶり39回目の優勝を決めた巨人。優勝会見で先発した菅野智之投手が、喜びを語りました。

8回1失点の好投で、沢村賞を獲得した2018年以来となる15勝目を挙げた菅野投手。4年ぶりのリーグ優勝について「うれしいという簡単な言葉じゃ片付けられないくらい充実していますし、本当にほっとしています」とコメント。

昨季はケガの影響もありキャリアワーストの4勝に終わりましたが、今季はこの日の勝利を含めて両リーグトップの15勝を挙げ、リーグ優勝に大きく貢献しました。

好調の要因について「僕にとってはやっぱり誠司の存在がすごく大きい。僕のことは全て知り尽くしていると思いますし、もちろんうまくいかない時もありましたけど、本当にこの1年、ここまで引っ張ってきてもらった。誠司にはすごく感謝しています」と小林誠司選手へ感謝の言葉を口にしました。

最後に日本一へ向けた意気込みを問われると「（日本シリーズでは）2019年、20年とソフトバンクにこてんぱんにやられていますが、その時とは比べものにならないくらいチーム力はあると思います。絶対いい勝負ができると思うので、僕は今から本当に楽しみです」と、日本シリーズで2年連続4連敗を喫したソフトバンクに対し、リベンジを誓いました。