【ロッテ】4位・楽天を直接対決で破りCS進出に王手 9回に佐藤都志也が値千金の勝ち越しタイムリー

決勝タイムリーを放ったロッテ・佐藤都志也選手(写真：時事)

◇プロ野球パ・リーグ ロッテ2-1楽天(30日、楽天モバイルパーク)

3位・ロッテが4位・楽天に直接対決で勝利し、クライマックスシリーズ（CS）進出へ王手をかけました。

試合前の時点でゲーム差は『3』、CS進出最後の1枠を争う3位・ロッテと4位・楽天の勝負の一戦は、5回までロッテの先発・種市篤暉投手と楽天先発・早川隆久投手がいずれも0点に抑え、両者譲らぬ投手戦になります。

均衡が破れたのは7回、1アウトからポランコ選手が初球をとらえると打球はライトスタンドへ。打った瞬間、ポランコ選手も確信歩きを見せる23号ソロで、今シーズンのロッテ戦3戦3勝の“ロッテキラー”早川投手から貴重な先制点を奪います。

しかし8回、4番手・菊地吏玖投手が1アウト2塁のピンチを招くと、浅村栄斗選手にセンターへのタイムリーヒットを浴び同点とされます。

それでも9回、1アウトから荻野貴司選手がヒットで出塁すると、ポランコ選手が申告敬遠で歩かされると打席には佐藤都志也選手。1ボール1ストライクから則本昂大投手のフォークをセンター前へ運ぶ勝ち越しタイムリーで再びリードを奪いました。

9回は守護神・益田直也投手がゼロで抑え逃げ切ったロッテ。直接対決に勝利し、翌日の試合に勝つか引き分けでCS進出が決まります。