“あそこにいたかった” 巨人・西舘勇陽 優勝の瞬間は寮の食堂で 「1軍の力になれるように」

巨人の西舘勇陽投手

◇プロ野球セ・リーグ　ヤクルト5xｰ4巨人（29日、神宮球場）

この日、1軍に合流した巨人の西舘勇陽投手。6回からのマウンドを任されると、オスナ選手、山田哲人選手、そして増田珠選手を連続で三振に切って取ります。7回にも3者凡退、8回には村上宗隆選手にこの日唯一のヒットを許しますが、3回48球を投げ、1安打6三振無失点という成績を残しました。

「制球面でも内外（うちそと）の投げ分けもできてましたし、変化球でもカウントが取れているので、バランスよく投げられているのかなと思います」と自身の投球内容を振り返りました。

前日の優勝した瞬間、そしてビールかけは寮の食堂で見たそうで、「そこに加わりたかったな、という思い、本音もあったので」と率直な思いを口にしました。

「後半戦、自分は何もできてなかったですし、これからどうなるか分からないですけど、1軍の力になれるように頑張りたいです」とポストシーズンに向けて意気込みました。