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青木宣親の引退に高津監督「努力、忍耐力、根性、人柄でここまで来た」さびしさを感じながらも…

日テレNEWS NNN / 2024年10月3日 11時11分

青木宣親選手は引退試合で2安打

◇プロ野球セ・リーグ ヤクルト5-3広島(2日、神宮球場)

ヤクルトは、青木宣親選手の引退試合となった試合で勝利。ヤクルトファンを喜ばせる有終の美を飾りました。

試合後、取材に応じた高津臣吾監督は「きょうは勝つしかないと。きょうに限ってはノリの試合。勝って送り出すのが一番幸せなことだから、全力を尽くして勝ちにいくぞと、みんなには伝えました」とコメント。

試合後の高津臣吾監督と青木宣親選手

この試合、現役ラストゲームとなった青木選手は2塁打を含む2安打。日米通算2730安打を記録し、相変わらず巧みなバットコントロールをこの試合でも披露。この姿に高津監督は、感慨深くなったと言います。

「打つシーンは何百、何千回と見てきたけど、全く変わっていないと思った。レフト前に打つのも、引っ張るのも。昔ほどお世辞にも動きがいいとは言えないけど、ボールに向かっていく姿勢は素晴らしいなと感じました。たくさんヒットを打って、バットマンのイメージはあるけど。そんな平坦な野球人生ではなかったと思う。『努力、忍耐力、根性、人柄』でここまで来たと思っている。引き続き人生を幸せに生きるために、その人間性をフルに発揮してほしい」

胴上げされる青木宣親選手

愛するヤクルトにすべてを出し切った青木選手。最後に高津監督は「きょうすべてを目の当たりにした若い選手たちは、明日から青木を目指して頑張ってほしい」と言葉を残しました。

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