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“違法な取り調べで精神的苦痛”損賠求め裁判始まる 国は争う姿勢

日テレNEWS NNN / 2024年10月3日 17時31分

日テレNEWS NNN

3年前、東京地検特捜部に逮捕・起訴された被告が、検事の違法な取り調べで精神的苦痛を受けたとして国を訴えた裁判が3日、始まり、国は争う姿勢を示しました。

太陽光発電事業を行う「テクノシステム」の社長・生田尚之被告は3年前、詐欺などの罪で東京地検特捜部に逮捕・起訴されましたが、この事件で違法な捜索や取り調べをされ精神的苦痛を受けたとして、国に1100万円の損害賠償を求めています。

3日、東京地裁で行われた第1回口頭弁論で、生田被告側は、取り調べの録音・録画の映像に検事が「検察庁を敵視するということは 反社や、完全に」などと黙秘する生田被告を非難するような場面が記録されていたとして、「重い精神的苦痛を故意に与え、黙秘権と人格権を侵害した」などと主張しました。

一方、国側は争う姿勢を示しました。

生田被告側は、今後、取り調べの録音・録画の映像を証拠として提出するよう国側に求めるとしています。

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