関東連続強盗事件 “実行役”24歳男を公開手配…都内を転々か 共通する“指示役”からは「逃げたら殺す」

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東京や埼玉で発生した連続強盗事件で、警察は所沢市の強盗の実行役として24歳の男を公開手配しました。男は、車を何度も乗り換えて、都内を逃走し続けているものとみられます。

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防犯カメラに映るのは、スマホを片手にコンビニの店内を歩く1人の男。

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埼玉県警が3日、公開手配したのは、埼玉県所沢市の強盗事件の実行役とみられる森田梨公哉容疑者（24）です。

森田容疑者は、仲間とともに家に押し入り、夫婦を粘着テープで縛った上、ケガをさせ、現金約8万円を奪った疑いがもたれています。

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事件後、ちりぢりに逃走した実行役の男たち。その後、3人の実行役、自称・和佐裕夢容疑者（28）、佐藤聖峻容疑者（24）、海藤貴志容疑者（43）が逮捕されていますが、森田容疑者は逃走を続けています。その森田容疑者の、その後の足取りが3日、新たに分かりました。

記者（東京・小平市、3日夜）

「森田容疑者は、事件の当日のうちに東京の新小平駅周辺まで車で移動したということです」

最初に姿が確認されているのは、現場から約9キロ離れた東京・小平市です。さらにタクシーで逃走し、1日午前3時すぎには、隣の東村山市で再び姿が確認されています。その後、午後1時ごろに東村山市からタクシーに乗って逃走。都内を転々としていたとみられています。

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現場近くには、森田容疑者が乗ってきたとみられる白い車が残されていましたが、車の名義は森田容疑者の親族であることも明らかに。この車は、東京・国分寺市で前日に起きた強盗事件でも使われたとみられています。

さらに、捜査関係者によると、国分寺の現場近くの防犯カメラには森田容疑者が映っていて、そこにはすでに逮捕されている佐藤容疑者の姿もあったということです。

佐藤容疑者

「国分寺市の強盗も私です」

佐藤容疑者は関与を認めています。

また、所沢の事件を巡っては、安田勇介容疑者（23）が警視庁に逮捕されていたことが、捜査関係者への取材で新たに分かりました。安田容疑者は事件当日、奪われたクレジットカードを使い、東京・歌舞伎町の店で買い物をしようとした詐欺未遂の疑いがもたれています。警視庁は安田容疑者の乗っていた名古屋ナンバーの車も押収しています。

逮捕者が相次ぐ強盗事件。指示役との関係性も明らかになってきました。

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約2週間の間に発生した、埼玉・さいたま市、東京・練馬区、東京・国分寺市、埼玉・所沢市の4件の強盗事件。そのうちの3つの事件では、共通する名前のアカウントが秘匿性の高いアプリで指示を出していることが確認されたということです。

また所沢の事件では、実行役は指示役と音声通話をつなぎ、連絡をとりながら犯行に及んでいたといいます。容疑者の1人は、指示役から「逃げたら殺す」などと言われたとみられていて、逃走中にも、「逃げてんじゃねーよ」と、指示役に脅されていたとみられています。

（10月3日放送『news zero』より）

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