能登半島地震で倒壊の7階建てビル、公費解体に着手 輪島市

日テレNEWS NNN

元日の能登半島地震以降、倒壊したままとなっている石川県輪島市のビルについて、市は7日から公費解体に着手しました。中継です。

石川県輪島市です。

断続的に降り続く雨の中、元日の能登半島地震で倒れた7階建てのビルについて7日から公費解体が始まりました。

解体は、このビルの裏手にある3階建ての別棟から始まりましたが雨が降り続いていることもあり、中断をはさみながらの作業が続いています。

輪島市では、3階建ての別棟を取り壊し、重機を置くスペースを確保したうえで倒壊したビルの解体に取り掛かることにしています。このビルの倒壊で隣接する住宅に住む2人が犠牲となっていて、国交省では公費解体と並行して基礎部分を調査し倒壊した原因を調べることにしています。

地元の人

「早く解体してほしい。そこも道路ふさいでるでしょう」

地元の人

「きょうから始まるということで、やっと本当に前に進むのかなと」

石川県輪島市は年度内でこのビルの解体を終わらせ、いち早く原因究明に努めたいとしています。

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