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相手ファンの暴走に「悲しかった...」パドレスのプロファーが思い語る ダルビッシュも「経験したことない」

日テレNEWS NNN / 2024年10月7日 17時22分

外野の様子をマウンドでしゃがんでみつめるダルビッシュ投手(写真:AP/アフロ)

◇MLBナ・リーグ地区シリーズ パドレス10-2ドジャース(日本時間7日、ドジャー・スタジアム)

パドレスは投打がかみ合い、ドジャースに快勝。7回にはドジャースファンからボールや缶がグラウンドに投げ込まれ、およそ10分間試合が中断するハプニングもありました。

先発のダルビッシュ投手は、2回にノーアウト満塁のピンチを背負いますが、犠牲フライの1点のみで最少失点で切り抜けます。その後はテンポよくアウトを重ねていきました。

7回のマウンドにも上がりましたが、ドジャースファンからレフトのプロファー選手へボールが投げられる思わぬ事態で、一時プレーが中断。

ダルビッシュ投手は「あんなこと経験したことがなかったので、とにかくこのイニング、点を与えないこと、点を与えてしまうと、流れが変わってしまうかもしれないので、そこは意識しました」と集中力を切らさず、この回を無失点で投げきりました。

パドレスのプロファー選手らが審判や警備員と話す異様な展開(写真:USA TODAY Sports/ロイター/アフロ)

この試合、3番レフトで出場したプロファー選手は、初回にベッツ選手のレフトフェンスを越えようかという打球を見事なホームランボールキャッチ。「僕のやりたいことの一つだった。プレーオフの試合でホームランキャッチをしてしまったね。とても楽しい。我々は自分たちのすべてを見せることができた」と振り返ります。

一方で、7回の一連の騒動には「悲しかった。誰かを傷つけてはならない。サンディエゴのファンには同じようなことをしてほしくない。それを願っている」と語りました。

7回終了後にベンチでは、円陣を組んだパドレス。主力マチャド選手が何かを話す様子がありましたが、プロファー選手は「ただ試合に集中し続けること。それが一番大事だ。そして、僕らはそうした」と内容を明かしました。

チームは結束し、6本塁打10得点とドジャースに快勝。地区シリーズが1勝1敗のタイとしました。日本時間9日からパドレスの本拠地でドジャースを迎え撃ちます。

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