「3年後、4年後を考えたときに」巨人・阿部監督 浅野翔吾の起用について語る

浅野翔吾選手を指導する巨人の阿部慎之助監督

プロ野球・巨人の阿部慎之助監督がBS日テレの「さまぁ～ずスタジアム」に出演し、浅野翔吾選手の起用について「3年後、4年後を考えたときにこのメンバーを見たときに誰が残ってるんだろうって。次世代の子がいないなと思って浅野をあげた」と語りました。

2年連続Bクラスのあとに、球団創設90周年の節目の年をなんとか優勝で飾りたかった阿部巨人。8月11日に、チームAクラス上昇の大きな原動力にもなっていたエリエ・ヘルナンデス選手が左手首を骨折しました。翌12日に呼ばれたのが浅野選手でしたが、昇格少し前に”まだ課題も多い”、と桑田真澄2軍監督が語っていて、浅野選手は「（ヘルナンデス選手が）ケガしたから上がっているだけで、ケガしなかったら上がれる状態になかったのでそこは“悔しさ”というのが少しある」とコメントしていました。

「ちょっと我慢して使います」と話した阿部監督はその言葉通り、浅野選手が守備でミスをしてもスタメンで使い続けてきました。このまれに見る混戦を切り抜けた浅野選手がその思いをどう受け止め、どう成長を遂げるのか、これからが楽しみです。