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KADOKAWA前会長「私は無実です」 検察側は“見返りに現金支払う報告を受け了承”などと主張 東京五輪・パラ汚職事件

日テレNEWS NNN / 2024年10月8日 19時51分

日テレNEWS NNN

東京オリンピック・パラリンピックをめぐる汚職事件で、贈賄の罪に問われている出版大手「KADOKAWA」の前会長、角川歴彦被告の初公判が8日、東京地裁で開かれ、角川被告は起訴内容を否認し、無罪を主張しました。

「KADOKAWA」の前会長、角川歴彦被告は、大会スポンサーの選定などで有利になるよう、組織委員会・元理事の高橋治之被告に依頼し、謝礼としておよそ6900万円の賄賂を渡した罪に問われています。

8日の初公判で角川被告は、「全く身に覚えのないことであり、私は無実です」「当時、会長の地位にあったが、代表権も決定権もなく、私の意思一つで会社の方針を決めることはできず、犯罪に手を染めることなど到底できない」と述べ、無罪を主張しました。

一方、検察側は冒頭陳述で、大会スポンサー選定の見返りとして高橋被告側に現金を支払うことを部下から報告を受け、角川被告が、了承していたなどと主張しました。

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