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ヒズボラがイスラエルに向け約180発の飛翔体か 一部着弾で70代女性けが

日テレNEWS NNN / 2024年10月9日 12時11分

日テレNEWS NNN

イスラム教シーア派組織ヒズボラへの攻勢を強めるイスラエル軍が、レバノン南西部で新たに地上作戦を始めたと明らかにしました。また、イスラエルのネタニヤフ首相は、殺害された最高指導者ナスララ師の後継者も死亡したと話しています。

イスラエル軍は、ヒズボラが8日、イスラエルに向けおよそ180発の飛翔体を発射したと発表しました。北部の都市ハイファには100発を超えるロケット弾が発射され、イスラエルメディアによりますと、大部分は迎撃されたものの一部が着弾し、70代の女性がケガをしたということです。

また、イスラエル軍はレバノンとの国境に展開中だった部隊が新たにレバノン南西部に侵攻し、限定的な地上作戦を開始したと明らかにしました。地上作戦の範囲が拡大したかたちです。

こうしたなか、イスラエルのネタニヤフ首相は、8日、死亡したヒズボラの最高指導者ナスララ師の後継者も殺害したと主張しました。

ネタニヤフ首相「ナスララとその後継者を含む数千人のテロリストを排除した。 きょうヒズボラはここ数年で最も弱体化している」

ネタニヤフ首相は、レバノン国民に対し、戦争を終わらせるために、ヒズボラの支配から国を取り戻すべきだと訴えています。

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