「選手に限らずこちら側にもあった」オリックス新監督・岸田護が感じた“慣れ” 全員で「野球の話ができる」チーム目指す

オリックスの岸田護新監督【写真：時事】

就任会見を行ったオリックスの岸田護新監督が、チームへの思いを語りました。

緊張感あふれる様子で会見に臨んだ岸田新監督。取材陣からの中嶋前監督とのやりとりを聞かれると「報告だけはさせてもらおうかなとは思っているんですけど、まだ話せてはないです」と明かします

岸田新監督はオリックスの選手たちに関して「実力のある選手が多い、すでに強いチーム、期待できる選手ばかり」と口にするも、話題は3連覇からの今季の“5位”という結果に関して。

「やはり、中嶋監督も最後に言われてました“慣れ”っていう部分は、選手に限らず、本当にこちら側サイドにもあったと思います。『中嶋さんに任せておけばなんとかなる』っていうような空気はやっぱりあったのかなっていうところはありますので。そこをもう一度みなさん一丸となって、同じ方向を向いて戦っていく。そこがまず第一歩、スタートかなと思います」と口にしました。

さらに目指すチーム像に関して「選手同士でもしっかり野球の話ができて、コーチにも意見ができて、みんながいろんな意見ができる空気が必要」とし「この先、僕もまだまだ未熟ですので失敗もくり返していくと思うんですけど」とも口にした上で「ファンの皆さんに喜んでもらえるような、応援したくなるようなチームを目指して頑張っていく」と意気込みました。