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“慣れ”より「進化」を求めるダルビッシュ 日米で20年活躍も来季へ「プロとして自分を改善していく」

日テレNEWS NNN / 2024年10月12日 16時0分

今季最終戦に登板したパドレス・ダルビッシュ有投手(写真:USA TODAY Sports/ロイター/アフロ)

◇MLB 地区シリーズ 第5戦 ドジャース2-0パドレス(日本時間12日、ドジャー・スタジアム)

ドジャースとの地区シリーズ第5戦で敗れ、今シーズンが終了したパドレス。試合後この日先発したダルビッシュ有投手が自身を振り返りました。

2本のソロホームランで2失点したものの7回途中まで投げ、打たれたヒットはわずかに3本と好投したダルビッシュ投手は「悔しいですね。ここでオフシーズンに入るというのは実感がわかない」と素直な気持ちを語りました。

今季はシーズン途中に故障などがありチームを離脱。復帰までおよそ3か月あいたものの復帰後は勝ち星を重ね、ブランクから復活できたことについて「自分のルーティンとか全部ガラッと変えて2~3か月でいろいろと考えましたし、その中でこれというものを自分で見つけられたというのがキーだったかなと思います」と復活できたポイントを語りました。

今季日米通算20年“慣れ”というものがでてもおかしくないベテランの領域に入っているダルビッシュ投手ですが、まだまだ新しいことに挑戦し続けていることについて「自分は野球しかできないので、投げるということしかできないので、プロとして自分を改善していくというのは大事じゃないかなと思います」と、進化を続けられる理由を語りました。

38歳の今季をダルビッシュ投手は「ほんとに人生で言うと、ほぼ死ぬ間際、だから死にたくないというところが強いですね。『年齢に負けて消えていく』というのは、なるべくもがきたいというところがあるので」と語り、来季に向けては「まだもっと良くなる可能性はあると思うので、それをこのオフシーズンに取り組んでいきたいと思います」と今季日米通算203勝をあげた投手が来季、さらに強くなって帰ってきます。

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