格闘技イベント運営会社の元社長ら男女2人再逮捕 架空の投資話で5000万円詐取か

日テレNEWS NNN

ウソの投資話を持ちかけ金をだまし取ったとして、格闘技イベント「ブレイキングダウン」運営会社の元社長ら男女2人が16日に再逮捕されました。被害額は80億円を超えるとみられています。

　　　◇

格闘技イベント「ブレイキングダウン」運営会社の元社長、板垣雄吾容疑者（44）ら2人は、会社役員の男性から現金8000万円をだまし取った疑いで9月に逮捕されていましたが、16日に再逮捕されました。

警視庁によると、40代の女性から現金5000万円をだまし取った疑いがもれています。

日テレNEWS NNN

板垣容疑者の逮捕に対し…

被害を訴える男性

「責任を負ってもらえる場所にやっと立ったのかと。ある意味、安堵（あんど）感のような感じですね」

こう話すのは、板垣容疑者らに金をだまし取られたと訴える関東在住の男性です。

被害を訴える男性

「『100万円振り込んだら、45日後に109万円が戻ってくる』と」

初めて出会ったのは2019年。スマホの端末を自動車メーカーのフェラーリに売却して儲けるという投資話を持ちかけられ、話を信じて投資をしたといいます。はじめは配当金の入金があったといいますが、それは徐々に遅れるように。別の参加者が「詐欺ではないか」と問い詰めると…

被害を訴える男性

「（板垣容疑者が）『損害賠償を請求するから』と脅す」

その後、振り込みが途絶えたといいます。2022年に返金を求める裁判を起こしましましたが、今も現金は手元に戻らず。約3年間で1億円以上を投資し、8000万円近くの被害にあったといいます。

同様の手口を繰り返していたとみられる2人。警視庁は板垣容疑らが80億円以上をだまし取ったとみて調べています。

この記事の動画はこちらから再生できます