大谷翔平「いい流れがある中で、遠征の初戦なので何点取ってもいい」勝利を決定づける一発 ランナーありで打率.778と活躍

特大HRを放ちベンチを指さしアピールする大谷翔平選手(写真：AP/アフロ)

◇MLBナ・リーグ優勝決定シリーズ第3戦 ドジャース8-0メッツ(日本時間17日、シティ・フィールド)

ドジャースの大谷翔平選手はメッツとのナ・リーグ優勝決定シリーズ第3戦で4打数1本塁打3打点の活躍。試合後のインタビューでは、試合の振り返りを語りました。

4回を投げ6奪三振、無失点と好投を見せたビューラー投手について、「先発のビューラーももちろん素晴らしくて、本当に試合を作ってくれるような、いい流れを作ってくれるような素晴らしいピッチングだったと思います」とたたえました。

この日、4-0で迎えた8回に勝利を決定づける3ランホームランを披露した大谷選手。この一発について問われると「(チームが)素晴らしい、いい流れを継続していたので。あの回もランナーがたまって、いい流れはうちにある中で、遠征の初戦なので何点取ってもいいですし。そういう面ではいいホームランだった」と語りました。

さらに「打った時は良かったですね。もちろんちょっと高く上がったので、でも入るとは思いましたし、通過地点は結構内側だったので、ホームランだなと思っていました」と、ホームランが生まれた瞬間の感触を振り返りました。

一方、ポストシーズンに入りランナーありの場合は9打数7安打、打率.778と好調を維持している大谷選手。「状況によっていいバッティングができればいいかなと思っているので。今日もそれまで、フォアボール1個取りましたけど、それ以外の打席はもうちょっと出塁して、後ろにいい形でつなげれば。もう少し勝てる試合というか、チャンスのある試合も、これまで作れたのではないかな」と話しました。

最後は「今日の勢いを継続して、敵地ですけどしっかり自分たちの野球をできれば十分に勝利できるのではないかなと思います」と、次戦に向けて意気込みを語りました。